すんちゃんの思考の部屋

理系大学院卒、コンサルタントの日々を徒然になるままに書き留めました。

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

 

全面改訂版 はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

全面改訂版 はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

 

 

【勝手に5段階評価】
★★★★★
 
【本書籍を読んだ目的】
タスクを効率的に片付けるためのsuggestionが欲しかったため
 
【SUMMARY】
Get Things Done のフローは、以下の通りであり、忠実に守って実行していくことで「水のような心」※を会得することができる。
①把握する、②見極める、③整理する、④更新する、⑤選択する
 
※何があってもそれに対してすぐさま反応できる心構え
 
【INPUT】
(ⅰ:自分の考えと同じ、すでに知っていたこと、ⅱ:自分の考えや違和感を感じたところ、知らなかったところ、ⅲ:この本を読んだ目的に合致する)
 
▼やるべきこととうまく付き合うため
・気になったことを書き出し、望んでいる結果がはっきりして、次にとるべきアクションがわかった時に、
 (=システマチックな思考)「水のような心」は実践できる。 ー(ⅱ)
・管理すべきは行動そのもの ー(ⅰ)
 
GTDにおける5ステップ
 ①把握する、②見極める、③整理する、④更新する、⑤選択する ー(ⅱ)(ⅲ)
  →私の場合、すぐに整理してしまっていたが、一度「見極める」プロセスを経た上で、
  「整理する」プロセスを行うことにより、効率がアップすることを実感することができた。
 →見極めるプロセスは、把握する際に書き出したことが、以下の分類得ることを示している。
  ①ゴミ箱、②いつかやること/多分やること、③資料、④プロジェクト/参考資料
 →整理するプロセスは、以下に分類して実行する。
  ①2分以内に完了するものはすぐに取り掛かる、②誰かにお願いしたものは連絡待ちリスト、
  ③特定の日に実施するものはカレンダー登録、④見通しを立てる必要があるものは次に取る行動リスト
 →実行していく!
 
▼ナチュラルプランニングモデル
 ①結果と価値観を見極める、②結果をイメージする、③ブレインストーミング、④思考を整理する、⑤次にとるべきアクションを判断する ー(ⅰ)
 
【感想】
昔、amazonに注文していたが、結局、古かったため在庫切れで読むことができなかったGTDをリバイスした一冊です。
緊急度と優先度でタスクを進めることが多いが、GTDではそれはあまり意味をなさないとのことでした。
なぜかというと、現代は情報社会で次々にタスクが溢れていくため、
脳のメモリがいっぱいになってしまい、逆にタスクを裁くことが遅くなってしまうためであるようです。
私も半信半疑でした。しかし、外部媒体にto doを書き出し、アクションまではっきりさせておくことで、
心のゆとりができ、生産性が上がったと感じる場面が多いので、是非本書を読んで実践していただければと思いました。