証券外務員一種 振り返り
標題にあるように、ここ一ヶ月弱ほど時間を見つけては「証券外務員一種」の資格取得に励んできたのでその軌跡を残しておこうと思います。
#証券会社のPJに配属されたので、少しはキャッチアップしなくてはと思い、資格取得に励みました。
トピックは大きく以下の3つです。
- 証券外務員とは
- 多忙の中での勉強法
- 実際の試験から
1. 証券外務員とは
金融商品取引業者(証券会社・金融会社等)で金融商品取引業務を行う者です。外務員になるには、試験合格後、いずれかの金融機関等に所属し、氏名等の登録を行わなければならないい。
以下を参照されるとより、詳細まで分かると思います。
2. 多忙な中での勉強法
◯使用した参考書
以下の2冊(テキスト・問題集)を使用しました。
うかる! 証券外務員一種 必修テキスト 2014-2015年版
- 作者: フィナンシャルバンクインスティチュート
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2014/09/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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うかる! 証券外務員一種 必修問題集 2014-2015年版
- 作者: フィナンシャルバンクインスティチュート
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2014/09/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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◯勉強法
①まずは配点が高い部分から問題集を解く
②分からないところや詳細に理解する必要性があるところはテキストの該当部分を読み込む
③計算問題は念入りに演習する
④問題集巻末の予想問題・web予想問題に取り組む
⇒社会人の方は時間がないと思いますので、電車の中で○×問題を赤シートを使って試み、デスクがあるところでは計算問題に取り組むようにすると効率よく勉強できると思います。実際に自分もそのように取り組みました。
◯所感
440点中(10点問題×30, 2点問題×70)なので特に10点問題で8割以上を獲得する気持ちで問題演習に取り組むといいと思います。
特に委託保証金の追加保証金系の問題はかなりの頻度で出題されるイメージです。
3. 実際の試験から
最初に初見の問題ばかり(しかも10点問題)が出題されてて焦りましたが、中盤から終盤に進むに連れて何度もみた事のある問題が多くありましたので、上記に示した問題集を繰り返し取り組めば十分対応できると思いました。
特に10点問題の文章系は問題集などよりもきわどい選択肢が並んでいた印象があるので、消去法で解く事をおすすめします。また、計算問題は比較的簡単なものばかりでした(配当性向・配当性、PER・PBR、追加保証金はいくら以下で必要となるか、EV/EBITDAが出題されたような...)。
#正直言うと、試験を受けているときは落ちたかもなって感じだったのですが、気持ちをを強くもって取り組む事で頭も冴えてきて何とか70%以上を獲得する事ができたんでので、これから受験される方は最後まで諦めずに解答して欲しいです。
ちなみに○×問題は×が多かった印象がありますので、ご参考までに。