リーダブルコード
リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)
- 作者: Dustin Boswell,Trevor Foucher,須藤功平,角征典
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2012/06/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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【勝手に5段階評価】
★★★★☆
【一言とで言うと?】
より良いコードを書くためのテクニックをまとめてある良書。
【アウトプット】
読みやすいコードにするためには、以下の3つのポイントを押さえる事が重要
◯表面上の改善
・変数名に誰が読んでも意味を汲み取れる命名をする
⇒技術よりのできる先輩曰く、この命名作業が最も時間がかかるらしい(自分の子どもに適当な名前をつけられるか?)。
・コメントすべき事を知る
◯ループとロジックの単純化
・条件式の左辺に「調査対象(変化するもの)」、右辺に「比較対象(変化しないもの)」を書くようにする
・if/else文の条件式は、インパクトの大きい順で書くようにする
・巨大な式を分割する
◯コードの再編成
・一度に一つのタスクを行うようにする
⇒複数の事を同時に実施すると、複雑な式になってしまい分かりづらくなってしまう
・問題を最も簡単に解決するためには、ライブラリやAPIを効果的に使っていく事が必要
⇒そのためには時間がある時にライブラリやAPIを眺めるようにする
【感想】
コードに触れている人なら分かると思うが、正しく動作していても注意深く読まないと詳細部分で何をやっているかわからないことは頻繁にある(わかればいいほうだが…)。そのため、仕事として誰にでも分かるコード(可読性の高いコード)を書く事が重要である。是非、本書を本で、チーム内でのコードの品質を上げていただきたい。