すんちゃんの思考の部屋

理系大学院卒、コンサルタントの日々を徒然になるままに書き留めました。

ビジネスシーンにおける5月病への対策

①スイッチ!「変われない」を変える方法 
スイッチ! ──「変われない」を変える方法 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

スイッチ! ──「変われない」を変える方法 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

 

 

②ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか
ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか

ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか

 

 

③最高の人生と仕事をつかむ18分の法則
最高の人生と仕事をつかむ18分の法則

最高の人生と仕事をつかむ18分の法則

 

 

◾示唆
モチベーションが大事にもかかわらず、モチベーションを気持ちだけでコントロールすることが難しいということは、
きっかけとなる行動を作りそれによって環境ごと変えるでしか自身の行動パターンを変えられない。一歩踏み出すことが大事。
 
◾Fact
・心理学者ジョナサン・ハイトは、「しあわせの仮説」の中で感情は「象」であり、理性は「象使い」と比喩を述べている。ー①
 それを踏まえ、以下の3つに対してアクションしていくことが変化を起こすためのスイッチとなる。
 (1) 象使いに方向を教える(抵抗しているのではなく、戸惑っているだけなのでとびきり明確な指示を与えるべし)
 (2) 象にやる気を与える(相手の感情に訴えるべし)
 (3) 道筋を定める(人間の問題というよりも、環境の問題であることが多いので、状況や環境のこと(道筋)を定めるべし)
 
・「アクショントリガー」ー①
 →何をするか、その場所と時間をイメージすることで先延ばしせずにすっと望んでいた行動に移すことができる
 
・先延ばしの方程式 ー②
 「モチベーション=期待×価値/衝動性×遅れ」
 →値が大きくなれば、モチベーションは高まり、値が小さくなればモチベーションは下がると考えられている
 
・朝型も夜型も目が覚めてから、脳が活性化している時間帯は約4時間程度続くことがわかっている ー②
 
・仕事場と遊び場の区別を明確にする ー②
 →「注意コントロール戦略」により、効率的に時間を使うことができる
 
・過去ではなく、未来に向かってどうするかを考える ー③
 「出来事→反応→結果」では、出来事に感情含めて左右されるが、「出来事→結果→反応」を意識することで、出来事に感情的に反応する前に、
 どのような結果を得たいからどんな反応をすべきかと考えることができるようになる。
 
・時間を無駄にするのではなく、わくわくするための時間を使う。 ー③
 
・1年で大きなテーマを5つもって実施していく。 ー③
 →それに沿わないものは切り捨てるようにすべし。
 
・1日を活用するために18分の時間を作る ー③
 (1) 朝の日課:今日やるべきことは何か?この1年でやるべきことは何か?考える。行動する。
 (2) あらためて集中する:1時間たったら、深呼吸をし、この1時間がどうであったかを内省する。
 (3) 夜の日課:今日はどうであったか?新しい学びはあったか?連絡を取る相手はいるか?
 
・始めることが最も労力を要する ー③
 
 
◾Insight
・自分自身は実は先延ばし人間ではないか?
 →理由をつけて計画を後回しにし、一度先伸ばすとズルズルと遅れてしまう経験があるから。
 
・朝の時間を有効活用する方が生産性が上がるのではないか?
 →早起きして職場に行ってみることでやるべきこと、考える仕事にも着手しやすくなる(実践済み)
 
 
・意図的に振り返る時間をとることで、冷静に時間を見直して改善サイクルを回すことができるのでは?
◾Next Action
・朝型になるように起きる時間を固定する
 6:30 バスに乗る
 7:30 職場 ※1:30は集中して考える時間や作業に割り当てられる
 9:00 MTG
 
・アクショントリガーを設定する
 
・18分ルールを実践する