すんちゃんの思考の部屋

理系大学院卒、コンサルタントの日々を徒然になるままに書き留めました。

影響力の武器

 

影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

 

 

◾示唆
 
影響力の武器(返報性、一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性)を使いこなすことで、人を自在に動かすことができるため、
様々なシーンで応用することができ、より良い人生に寄与する可能性を拡大できる
 
◾Fact
(返報性)
・ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック
 意図的に大きなお願い(相手が拒否しそうなもの)を先に宣言したのちに、
 本当にお願いしてほしい事項を依頼するとより実施の可能性を高めてくれるテクニック
 
(一貫性)
・目標達成のためにはPublic Commentを使うと、一貫性の法則が働くため、
 実現できる可能性が高まる。特にプライドが高い人には効果的。
 
(好意)
・人は自分を類似しているものやことを好んで選択する傾向がある
 →類似性に大きく影響を受けるため
 
(権威)
・権威者に服従すれば良いと思えば、人は考えることをやめてしまう
 
◾Insight
(返報性)
・「奢る」とは返報性を高める代表例
 -e.g. クラブなどで男性に飲み物を奢ってもらうと、女性は何かしら返さなくてはいけないのではという衝動に駆られる(性的な義務など)
 
(社会的証明)
・事実が曖昧な時には、他の人に従うようになる
 →社会的な証明を求めるようになるため
 
 
・口コミは社会的証明の最たるもの
 →自分が試さずに一番効果がある(と思われるもの)を試そうとする
 
 
◾Next Action
・「お願い+理由」のセットでお願いする
 -e.g. 急いでいるので、先にコピーを5枚だけさせていただけませんか?
 
(返報性)
・要求は大きなものから、小さなものへ
 
(社会的証明)
・群衆から1人を分離することで、実現したい行動をさせることができる
 -e.g. 〇〇さん、これをお願いできますか?、そこにある青いシャツを着ている男性の方、これをお願いできますか?
 
(権威)
・権威が正しいのか確かめる方法
 ①専門家がどのような資格や経験を有しているかで判断する
 ②権威の誠実さがどの程度かを踏まえて判断する