すんちゃんの思考の部屋

理系大学院卒、コンサルタントの日々を徒然になるままに書き留めました。

楽ラップリリース記念セミナー

紆余曲折ありまして、ラップ口座のセミナーに行ってきました。
 
 
【参加者層】
 男女比=8:2
 年齢:新社会人22歳くらい〜70代くらい
 →大半は定年退職されてそうな方、今後そうなる方で男性が多かった。
    
【感想】
 楽天グループとしても、楽ラップへ力を入れているなという印象だった。ポートフォリオも香川さんがおしゃっていた理想的なもの(株式:債権:リート:金=3:3:3:1)に近く、バランスよく組んでいるように感じた。今後、どうなっていくか期待!
 
▼”楽ラップ”にこめた楽天証券の想い(楠 雄治 代表取締役
SMA、ファンドラップがアベノミクス以降、勧められてきたがうまくいっていない実情を見て、より品質の高いものを提供したいと考えた。また、これは楽天証券の戦略の始まりにすぎない。今後は確定拠出年金(401K)なども対応を行なっていく。
 
目的としては、資産形成したい顧客に向けてシンプルなソリューションとして提供すること、個別銘柄のトレーディングを考えるなくても運用を行えることが挙げられる。
なお、TVTを含んでいる。
※TVT(Target Volatility Triger)→相場株価が大きく下がった時に、一時的に株式比率を下げることで全体として大幅な下落を抑制すること。
 
▼グローバル分散投資の意義と実践(香川 睦 シニアグローバルストラテジスト)
  1. マイナス金利と資産運用環境
  • 長期金利は下がっており、現在は過去最低水準
  • 日本は長期的にも、短期的に利回りはマイナス
  • 金の積立の利回りは大きい。特に経済環境が不安定な時。
  • リスクはリターンの母(源泉)である。
  ※マネタリーベース:中央銀行が市中に供給する総資金量。
 
  1. グローバル投資の意義
  • 日本の成長よりもグローバルの成長のほうが大きい。ゆえにグローバルへの投資のほうがオススメ。
 
  1.  長期分散投資の実践
  • 分散投資したほうがリターンは安定することが研究から明らかになっている
  • カルテット運用(株式:債権:リート:金=3:3:3:1)
 
※過去は未来の鏡である(ニーチェ