イシューからはじめよ
【勝手に5段階評価】
★★★★★
【一言でまとめると?】
Issue(論点)は何か?それに対してどういうロジックで結論までを構成するのかを考えることの重要性に気付かされる本!
【アウトプット】
- バリューのある仕事は、「解の質」と「イシュー度」の両方が大きいマトリックス部分に存在する。
- よいイシューのためには、まずは仮説を立てて単なる設問を具体的に意味ある設問にする(イシュー)にする必要がある。そうすることで、必要な情報や分析が可能で、結果についても明確にする事ができる。
- 本質的な選択肢であること(今後の検討へのインパクトが大きい)
- 深い仮説があること(e.g. 常識を覆す)
- 答えを出すことができる
- 一般的なものには「最終形(理想)と現実のギャップを埋める事」があるがそれに加えて、「So what?」を繰り返していくことで仮説を深めていく方法もある。
- イシューを分解する時には、「where(どんな領域?)」「what(どのような勝ちパターンか?)」「how(具体的にはどうやって取り組むのか?)」にして、整理する
- ストーリーラインを組み立てる理由は以下の2つに分けられる。
- 分解して、仮説を立てただけでは論文やプレゼンにならないから
- 人が理解するにはストーリーが必須であるから
→ストーリーラインの2つの構成パターン
- WHYの並び立て(e.g. 案件Aに投資すべきである。理由は3つあって...)
- 雲・雨・傘(e.g. 雲が多くなってきた→雨が降ってきそうである→傘を持っていこう)
- Think ahead of the problem
・欲しい数字が出ない(解決策→構造化する、足で稼ぐ、複数アプローチをとる)
・自分の知識や技であは埒があかない(解決策→期限を切って、その方法に見切りをつける)
【感想】
仮説を立てて、論点を明確にする事で、より生産性を高めたアウトプットにコミットできることがよくわかった。
個人的には一人で仕事を抱えがちになってしまうタイプなので、期限を設け、それ以上かかりそうに思われる時に
他人の力を頼るようにすることでQCDを担保できるようにしていきたい。