すんちゃんの思考の部屋

理系大学院卒、コンサルタントの日々を徒然になるままに書き留めました。

コンサル1年目が学ぶこと

 

コンサル一年目が学ぶこと

コンサル一年目が学ぶこと

 

 

 

【勝手に5段階評価】
★★★★
 
【一言とで言うと?】
コンサルタントの仕事の基本(スキル・マインド)がわかる本
 
【アウトプット】
<話す技術>
・数字とロジックで話す
 
期待値マネジメント(=私の会社では「期待値コントロール」といいますが)
→まず相手が何を欲しているかを把握し、それ以上(+α)で期待値を超え続ける事が大切
→e.g. 上司の期待値を超えるには以下の項目を正しく把握する事が必要
 ①その仕事の背景・目的
 ②具体的な仕事の成果イメージ
 ③クオリティ
 ④優先順位・緊急度
 
<思考術>
・考え方を考える
→すぐに仕事に入るのではなく、「アプローチ」「段取り」「手順」を考え、
 それにどれくらいの時間を要するかをざっと見積もってから仕事に取りかかる
 
・ロジックツリーによる問題解決
 ①論点を整理・分解する
 ②各論点について数値分析をする
 ③各項目に重みづけをする
 ④アクションに落とし込む
 
・雲雨傘
 空をみてみると雲が出てきている(事実)
→曇っているから雨が降りそうだ(解釈)
→雨が降りそうだから、傘を持って出かけよう(アクション)
 
・仮説思考
仮説を予めて立てておく事によって、結論を用意しておき、
もし同じような自体になったらその仮説にしたがって対応する
 
<プロフェッショナル・ビジネスマインド>
・Valueを出す
→自分がやりたいことではなく、相手がやりたい事をする
 
・Time is Money(時間に対するコスト意識を持つ)
 
・Quick and Dirty (汚くてもよいので、早く提出する)
 
・コミットメント力
 
守破離を意識する
 
 
【感想】
まさに自分がコンサルタントとして、日頃から言われている事ばかりで非常に納得感があった。
特にロジカルに考える部分については自分はまだまだだと思っているので、
仮説思考を心掛けると同時に最終的なゴールイメージから逆算して仕事をしていく事が必要だと再認識する事ができた。